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TOP >  日本循環器学会からの要望 >  未成年者による自動販売機たばこ入手規制について

未成年者による自動販売機たばこ入手規制について


日本循環器学会禁煙推進委員会は、以下の要望書を全国たばこ販売協同組合連合会様、ならびに日本たばこ協会様に送付し、各会よりご回答をいただきました。

未成年者による自動販売機でのたばこ入手規制の要望

 日本循環器学会では2002年4月25日の禁煙宣言をはじめとして、社会に対して循環器疾患に及ぼす喫煙の影響と禁煙啓蒙を行っております。中高年になってからの循環器疾患の発症には若年時からの喫煙習慣が大きく関与しており、疾病を予防する観点から、若年者の喫煙防止を推進することは、当学会に課された使命と受け止めております。
 一方、我が国では「未成年者喫煙防止法」により、未成年者のたばこの入手と未成年者へのたばこの販売が禁止されているにも拘わらず、たばこ自動販売機により未成年でも容易にたばこが入手できる現実があります。未成年者の喫煙には自動販売機によるたばこ入手が大きく影響していると危惧されますので、1)未成年の出入り及び立ち入りが多い場所からの自動販売機の撤去、2)未成年の目につきにくい適切な場所へ自動販売機の移動、3)購入の際の未成年識別、4)管理者等による適切な管理の徹底が必要と考えます。未成年者の喫煙防止は、国民的課題であり、多方面からの理解と協力が必要と考えますので、貴協会の前向きな取り組みを切望いたします。
 なお、この要望への回答を書面にて、5月31日までに送付いただきたいと存じます。なお、ご回答については学会のホームページ等に掲載する予定であることを、申し添えさせていただきます。

平成17年3月28日
日本循環器学会 禁煙推進委員会委員長
鹿児島大学大学院 循環器・呼吸器・代謝内科学
鄭 忠和

回答文書

上記要望書に対し、各会からのご回答を以下に掲載致します。